教員紹介
主な研究・教育内容
ミクロ経済学的なフレームワークを用いて、都市や地域を分析していくことにより産業集積や地域間人口移動などを検証していくという問題に取り組んでいる。実証研究を伴う問題であることから、派生的に経済統計の利用についての問題点を明らかにし、適切な統計利用についての研究にも取り組んでいる。
担当科目一覧
経済学入門1・2、地域経済論1・2、専門演習1・2・3・4
主な講義科目
●経済学入門1・2
経済学入門では、経済理論の初歩的な考え方を学ぶ。特に、経済学入門1では、個々の消費者や企業の行動を考えていくことで明らかになる需要や供給の話題を中心としたミクロ経済学の基礎を学び、経済学入門2では、経済成長論や一国全体の経済指標を用いた分析を中心に、景気変動や経済成長を考えるマクロ経済学の基礎を学んでいく。
●地域経済論1・2 ~都市経済学~
この講義では、都市や地域がどのように形成され、われわれの生活がその上でどのように成り立っているのかについて理解を深めるとともに、基礎的な理論を統計データとと対応させて分析する技能を身につける事を目標とする。
都市や地域は自らの生活に密接な関係を持つものであるから、自らの生活の中で、「なぜ~なのか?」という疑問を持つ事が重要である。例えば、住宅や商業施設の配置、まちづくりや都市計画など、身の回りの都市の機能や地域の問題に興味を持って接して行くことが望まれる。