教員紹介
主な研究・教育内容
日本は風土や気候の異なった地域として、北は北海道から南は九州・沖縄まで広がっている。そしてそれぞれの地域には、その土地に合った農産物や特産物が数え切れないくらいある。そこで地域の農産物・特産物を「ブランド化」することにより地域の信頼と知名度を上げ、その「ブランド化」された農産物・特産物の売り上げを伸ばすには、どのようにして取り組むべきか研究を進めている。
また、その地域の自治体との協力により、ブランド農産物の生産地として観光化を図り観光客を呼び寄せ、ブランド化された地元農産物との相乗効果による地域活性化と結びつくことが可能とならないか考察している。
担当科目一覧
地方財政論1.2、経済基礎、基礎演習1a、1b、専門演習1.2、専門演習3.4
主な講義科目
●地方財政論1・2
地方財政制度は分権化され「地方でできることは地方で」と地方は自立するはずであった。しかし、現状では財政格差などの影響で、自治体によっては自主財源などが十分確保されず、現在でも補助金など国からの財源に依存しているところがある。この現実を踏まえ、いくつか実施されている制度改革などを挙げて、地方財政の問題点について考える。
また、現況を理解するために大学近隣の自治体より財政課の職員を招聘して、その自治体の財政状況などについての講演を依頼している。
●専門演習1・2
当ゼミでは、日本の地域政策、地方財政・税制政策を研究課題とする。地域の特性に即した「まちづくり」を自治体と住民とどのような政策のもとでその地域を活性化するか学生同士で意見を出し合い検討する。
これらの諸問題について総合的に理解し、身近な問題として捉えてもらうことを目的としている。
夏休みを利用して合宿を行い、合宿先の自治体を訪問することで、現地の財政状況やその地域の活性化政策に関する問題点についてヒアリング調査を行う。