子どもと関わる職業を目指す
高校生の頃から教育に関わる仕事がしたいと考えていましたので、大学入学後も教師を目指していました。アルバイトで水泳のインストラクターを経験したことから、教師以外でも子どもと関わることができるかもしれないと思い、公務員を目指すことにしました。公務員となり、子育て支援などに関わりたいと考えたからです。 川崎市では、一般行政事務職に就きます。公務員試験の勉強が最も大変でしたが、明星大学の図書館が充実しているため、とても助かりました。また、川崎市を選んだのは、人口増加率が高く、私がやりたかった教育、子育て関連の事業が充実しているからです。 明星大学経済学部では、経済はもちろん、憲法や民法など幅広い授業を履修できます。こうした勉強をしながら単位を取得できたので、同学部に入学してよかったと実感しています。また、キャリアセンターでは、主にエントリーシートの書き方や、自己PRの方法を学ぶことができました。
経済学部で培ったコミュニケーション力
入学当初は、教職志望だったこともあり、明星大学経済学部から教育学部への転部試験を考えていました。しかし、経済学部でも教職課程を取ることができることから、まずは教職課程を取って、それから進むべき道を探すことにしました。 学生生活はとても充実していました。1年生の間は転部試験の勉強が中心でしたが、2年生では星友祭に注力しました。仲間と油そばの店を出店し、材料の調達や利益率の設定などを学べたのも大きな経験です。3年生以降は、公務員になるための勉強づけでした。 経済学部では基礎演習から始まり、ゼミ学習など、自分をどうやって伝えるのか、という就職活動でも欠かせない能力を磨くことができます。また、オープンキャンパスでスタッフのアルバイトも経験し、多くの高校生や保護者の方々と関わることができました。臨機応変な対応を求められることもあり、公務員として働く上でもきっと役に立つ経験ができたと思っています。
分からないこと、不安があって当然
就職活動は誰もが初めての経験だと思います。一般企業でも公務員でも皆さん初めてですから、分からないことや不安なことがあって当然です。先生や職員の方、キャリアセンターなどで臆することなく、聞くことから始めるのがいいと思います。私は、キャリアセンターやキャリア講義の教員の方に面接練習やエントリーシートの書き方を丁寧に指導していただきました。分からないこと、不安なことは放置せずに、周囲の助けを借りながら解決していくことが就職活動を成功に導く近道ではないでしょうか。