教授青木 一郞Ichiro Aoki

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オフィスアワー

(月曜日)10:45-12:15 場所:27-1304

現在の専門分野

日本地方財政論

研究・教育テーマ

(研究テーマ)わが国における地域間の財政構造の違いについて、それが非常に大きいという点および、それぞれの地域の性格の違いを踏まえ、この構造の違いを、経済政策において考慮することの意義を、現在の経済政策体系全般に対し指摘することを目標に、数ある公共経済理論それぞれの視角から、この構造の違いをもたらす要因を解明し、その成果を基に、異なる財政構造についての妥当性追究を行う。
(教育テーマ)財政調整制度を中心に、日本の地方財政問題全般について考察を進めることを目標とする。可能な限り各学生の興味に即した研究を、各学生が進めていけるように考察を進めたいと考えている。

主な研究・教育内容

〔現在取り組んでいる研究〕 
 老人保護費の地域人口一人当り額の地域差には、端的にはその地域差要因を示し得ない状況がある。 この地域差要因の追究を試みている。同様に、老人福祉費、児童保護費、児童福祉費の地域差要因の追究も進めている。
〔主な教育内容〕
「地方財政の決定方法の現状とあり方を考える」「地方財政収入の現状と最適性追究」「地方財政支出の根拠と財政によって供給される財・サービスの最適供給追究」「国と地方の財政関係の在り方の追究」

担当科目一覧

地方財政論  地方財政論研究指導1a  地方財政論研究指導1b

主な講義科目

「地方財政論」
地方財政調整制度を中心に、主要地方財政収入の問題点と対応策を追究する。地方税、地方交付税、国庫支出金、地方債のそれぞれの仕組みと経済的な性格およびこれらと各種地方歳出との関係を総合的にとらえた上で、わが国の地方財政を機能させている各種地方財政政策を考察する。

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