教授坂本 秀夫Hideo Sakamoto

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オフィスアワー

(月曜日)12:15-12:55 場所:27-1309
(火曜日)12:15-12:55 場所:27-1309

上記は前期の日程です。 
後期は月曜日12:55~14:25 となります。

現在の専門分野

流通経済論、マーケティング論、中小商業論

研究・教育テーマ

日本中小商業に関する諸問題の解析

主な研究・教育内容

私の研究テーマは「日本中小商業に関する諸問題の解析」である。中小商業研究ないし中小商業論の研究対象はいうまでもなく中小商業問題であるが、問題の中核をなす大型店問題(狭義の中小商業問題)は古くて新しい問題である。ちなみに大型店問題の発生期は、一般的には大正12年(1923年)以後に起こった百貨店大衆化の時期に限定づけられている。わが国の商業流通メカニズムの有効性が中小商業の位置づけ方や中小商業の社会的機能の設定の仕方によって決定的に左右されるものであるとすれば、まず中小商業研究の研究対象それ自体を徹底的に解析しておかなければならない。こうした要請に応えるべく研究を進めているが、研究の一里塚としての拙著『日本中小商業問題の解析』(同友館、2004年)は中小商業問題を包括的かつ体系的に解明しようとした初の本格的な研究書であるということで、平成17年(2005年)に、第2回日本商業施設学会賞および第9回日本流通学会賞を受賞した。

担当科目一覧

流通・マーケティング論研究指導、流通・マーケティング論論文指導、流通経済論、マーケティング論

主な講義科目

●流通経済論
本講義は価格破壊現象、流通の国際化、商店街の壊滅現象など流通に関わる諸現象を流通弱者・国民本位の立場から解明し、あわせて中小流通業者の生き残り策やあるべき流通政策の姿についても考究することを目標とする。これにより、流通に関わる高度な専門性をもつ中核人材として地域流通産業の発展に貢献できる能力を修得することができ、本学の教育目標である社会に貢献できる人の育成を目指す。

●マーケティング論
マーケティングはもとより実学的側面が極めて濃厚な学問分野であるが、本講義は、今後マーケティングをさらに深く追究していくにあたっての前提となる基礎的な知識を修得したうえで、これからのあるべきマーケティングの姿を求めていくことを目標とする。これにより、マーケティングに関わる高度な専門性をもつ中核人材として企業組織の発展に貢献できる能力を修得することができ、本学の教育目標である社会に貢献できる人の育成を目指す。

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