地域貢献

地域貢献

波田野先生:地域貢献事業

地域貢献事業(キャリア教育)とは

地域貢献事業とは、多摩地域とその近隣地域(都23区内、神奈川県、埼玉県)の企業・自治体と学生との協働を通じて、地域に何らかの成果をもたらすことを意図した活動です。具体的には、以下の①~⑦のステップで行なっています。

①企業あるいは自治体が抱えている問題・課題・情報の共有(企業・自治体と学生)
②チームによる、問題・課題の特定と解決案作成の計画づくり(学生)
③チームによる、解決案検討に必要な情報収集、調査実施、アイディア出し(学生)
④チームによる、解決案検討、策定、発表(学生)
⑤解決案の評価(企業・自治体)
⑥評価結果の振り返り(学生)
⑦解決案の実行可能性の検証、実行(企業・自治体)

地域貢献の観点からすると、地域の企業・自治体に対して、学生目線からの、問題・課題へのアプローチ方法や解決案、研究結果が提供され(④)、評価・検証された結果、実行されること(⑦)が重要になります。実際に実行されて効果が表れているものも出てきています。また、企業にとっては、学生に対して自社の事業や仕事内容への理解を早期から推進することができ、結果的に人材採用につながるケースも見られます。

キャリア教育の観点からは、社会人として仕事を行なうえで重要なPDCAサイクル(Plan:計画→Do:実行→Check:評価→Action:改善)を、学生がプロジェクト活動を通じて何度も経験できるという点がポイントとなります。上記①~⑦のステップでは、①②がP(計画)、③④がD(実行)、⑤がC(評価)、⑥⑦がA(改善)に該当します。

こうした活動を繰り返すことで、学生は下記1~4のキャリア開発機会を得ることができます。
1. プロジェクト活動の方法を学ぶ
2. プレゼンテーションスキルを学ぶ
3. 地域、企業、仕事に対する理解を拡げる・深める
4. 長期間かけて上記3を行なうことを通じて、納得就職を実現する

具体的な活動内容について

地域貢献事業は、授業と課外活動で実施されています。
授業では、2年生と3年生の2年間で以下の4つの科目が設定されています。

1. 地域参画ワークショップ(2年前期、必修):地域の企業が抱えている問題・課題に対して解決案を検討&発表
2. 課題解決ワークショップ(2年後期、選択):地域自治体が抱えている問題・課題に対して解決案を検討&発表
3. キャリアスキル3(3年前期、選択):地域の企業・自治体で働く人の仕事についてテーマを設定して研究&発表
4. キャリアスキル4(3年後期、選択):地域の企業の事業上の強みを研究&発表

1は必修科目であり、5名前後のチームで、地域企業が抱えている問題・課題に対して、上記Q1の①~⑦のステップを2回(2社に対して)行います。2~4はいずれも選択科目で、同様に5名前後のチームで、研究対象を地域社会全体に広げたり、課題を自分たちで設定したりして、より手応えを感じられる内容にレベルアップして①~⑦を行ないます。

また課外活動では、学友会所属・経済学部公認サークル「明星大学EADS(イーズ)による取り組みが挙げられます。

主な地域貢献活動として、

・ネットワーク多摩(多摩地域の大学を核とした「産官学」地域コンソーシアム)主催の「まちづくり・ものづくりコンペティション」へ参加し、地域活性化のアイディアを創造し、研究成果を発表

・ジョブヨク(一般社団法人SoLaBo主催の、学生が「働くこと」や「生きること」について、多様な大人たちとフラットな関係で対話するセッション)の企画・運営を通じて、学生と地域の社会人との交流の場を創出して相互理解を深める

の2つを、経済学部のみならず他学部の学生と一緒に行なっています。

地域貢献一覧へ戻る